Snowflake
あらゆるデータを一元管理する
クラウドベースのデータプラットフォーム
Snowflakeとは

米国Snowflake Inc.が提供するクラウドベースのデータプラットフォームです。企業の各部門に分散する、構造化/半構造化/非構造化のあらゆるデータの一元管理が可能であり、あらゆる部門・ツール・クラウドを横断して高速にデータを分析し、活用に繋げるアーキテクチャを提供します。
Snowflakeの特徴

あらゆるデータの統合分析
従来の構造化データのみを扱うDWH(データウェアハウス)と異なり、構造化データはもちろん、”半”構造化データや”非”構造化データまでを一元管理し、横断的な分析が可能です。自社のデータ統合だけでなく、グループ企業/社外パートナー/オープンデータの活用も可能です。

コストとパフォーマンスの最適化
ユーザー数やクエリ量に応じて自動で最適化され、ピーク時でも安定したパフォーマンスを発揮します。必要に応じてリソースを柔軟に増減し、ピーク時以外のコストを抑えながら効率的な運用が可能になります。使用量に応じた課金のため、スモールスタートをしやすいのが特徴です。

クラウドネイティブ
AWS、Azure、GCPなど複数のクラウド環境で利用が可能です。フルマネージドサービスによりアップグレードやダウンタイムがなく、メンテナンスがほぼゼロになるというメリットがあります。

セキュアなデータ共有
組織内外で安全にデータ連携ができ、サイロ化を解消し、リアルタイムかつ正確な情報に基づく迅速な意思決定を実現します。コピー不要の共有機能で柔軟なアクセス制御と高いセキュリティが担保されます。

生成AI/機械学習向け統合プラットフォーム
蓄積した様々なデータを活用し、外部の生成AIや機械学習モデルの学習基盤として活用できます。安全かつ効率的にデータを供給し、高度なAI活用を支援します。
ZEINのソリューション
Snowflakeを導入しデータ活用を推進するために、弊社ではスモールスタートによる効果の早期獲得を推奨しています。
データ活用に向けたロードマップ策定から、Snowflakeの導入、ダッシュボード構築、利活用推進・定着化をサポートいたします。

ロードマップ策定
データ利活用促進にあたって課題となる、組織文化やデータオーナーシップ、データガバナンスなどを整理し、事業戦略と整合したデータ活用方針と展開のためのロードマップを策定します。

Snowflake導入支援
多彩な既存システムとの連携の実現を支援します。また、ロールに基づいたアクセス権限設計により、ガバナンスを統制します。

ダッシュボード/BIツールの構築支援
Tableau, Power BI, MotionBoardなどを活用したデータの可視化を実現します。KPIダッシュボードやレポート自動化、リアルタイム分析によりファクトに基づいた意思決定を支援します。

データ活用定着化支援
データ活用を組織内に定着させるため、トレーニングやセッションを行うことで、継続的なスキル向上を図ります。
導入におけるポイント①:スモールスタートによるクイックウィン
1. 目的の明確化
何のためにデータ活用をするのか、ゴールとKPIを具体的に設定します。その中でスコープを限定して開始し、成功体験を積み上げます。
2. リスク低減
短期間での効果検証により、大規模投資前にリスクを最小化します。
3. 柔軟な対応
初期段階でのフィードバックを迅速に反映し、業務や環境の変化に対応可能な基盤を構築します。
4. 定着化と利用拡大
スモールスタートで得た成功事例を基に、社内のデータ活用文化を浸透させ、段階的なスケールアップを目指します。
導入におけるポイント②:データ品質の確保と持続的なガバナンス
1. データの表記・粒度の統一
システム間で異なる表記・粒度のデータを標準化(重複削除、名寄せ、表記ゆれ修正)し、集計や分析の精度を向上させます。
2. 変換タイミングの設計(ETL/ELT)
データ処理の流れを明確化し、最適なタイミングで加工・変換を実施することで、パフォーマンスと鮮度を両立させます。
3. データオーナー/ガバナンスの明確化
データの責任者とルールを定義し、全社的なガバナンスの基盤として整備することで、データの信頼性と活用性を持続させます。
4. MDMシステムへの発展
スモールスタートから始め、将来的には各システムに連携するMDMシステムへと段階的に拡張させます。