大手海運事業会社
RPAによるドキュメント作成の自動化
- ビジネスプロセスオートメーション
- オペレーティング・IT-BPO
- RPA
- 運輸・通信業
- UiPath
背景 / 課題
- メイン業務である輸出関連書類作成のシステム化が進んでおらず、書類作成が日常的に発生しており、毎月100時間の残業が発生している。
- 書類作成後に書類内のデータを別システムへ入力する必要があり、二重作業や入力チェック、誤入力したデータの修正作業により業務負荷が高い。
プロジェクトゴール
- 書類作成の自動化および作業時間・通関コスト削減による収益率改善、マーケットシェア拡大に向けた体制作り。
ZEINの役割
- コア業務である「輸出に伴う大量のドキュメント作成業務」を分析し、収益率を圧迫する業務の抽出及び課題の明確化。
- 収益改善に向けた最適な業務プロセスへの見直しと、業務定着化に向けた展開計画の策定。
- 業務効率化に向けた最適なRPAツールの選定及びロボット開発及び運用展開(展開サポート、運用保守)の実施。
システム全体像
ポイント
1. 計画~運用までワンストップで支援
ゴールを達成するために収益率を圧迫する課題業務の抽出をするとともに業務定着化に向けた展開計画(導入/運用方針)を策定し、製品選定、RPA化における効果測定および評価、対象業務選定、新業務プロセスの策定、ロボット開発、導入後の運用サポートまで支援。
2. 月間2000万円のコスト削減を実現
船積指示書(Excel)のデータを自社システムへ登録し、1200件/月の船積指図書を作成する業務を自動化。書類作成担当者の作業時間について75%削減することに成功し、通関コストの大幅カットを実現。
3. ロボット化により作業ミス0を実現
これまで手動で対応していた作業をロボット化することで作業品質の向上および入力ミスを撲滅することで機会損失の低減、リカバリー工数/コスト削減を実現。また自動化により、マーケットシェア拡大に向けたデータ量の増加にも対応可能な体制・仕組みを実現。