大手グローバル化学‧医療系総合商社
Boxを文書管理基盤としたデータの一元管理およびセキュリティ強化
- ドキュメントマネジメント
- オペレーティング・IT-BPO
- ガバナンス・リスク・コンプライアンス
- Box
- 卸売・小売業
背景 / 課題
- 既存ファイルサーバーの老朽化やサーバーサポート切れによる、文書管理の脆弱性対応が急務となっている。
- 部署横断でのコラボレーションによる価値創造を目指しているが、ファイルサーバーの仕組み上、ファイル共有が容易にできず、価値創造の推進を阻害している。
- 昨今のサイバーセキュリティの脅威が深刻化する中で、境界型セキュリティで保護しているファイルサーバーにはセキュリティの懸念がある。
プロジェクトゴール
- Boxを文書管理基盤としたデータの一元管理の実現および、情報管理セキュリティレベル向上。
ZEINの役割
- 乱立したファイルストレージを廃止し、BOXでのデータ一元化管理、ファイル共有統制を実現。
- サイバー攻撃に対応するため情報管理セキュリティレベルを向上するとともに、社内外の業務コラボレーションを促進。
- 統合に伴い、業務システムと連携することでファイル保管先を統一し、監査オペレーションを効率化。
システム全体像
ポイント
1. データ統合によるファイル統制基盤の構築
乱立したデータストレージを廃止し、最適なフォルダ構成を再設計・構築することで、不適切な権限付与や検索性能の低下を未然に防ぎ、効率的な業務を実現。
2. 情報統制の効いた社内外共有基盤の利用
情報管理規程に則った利用マニュアルと定着化支援により、ガバナンスの効いた円滑なBox利用を開始。
3. システム連携による監査オペレーションの効率化
各システムが取り扱うファイル保管先をすべてBoxへ連携することで完全なファイル統合を実現するとともに、全社データの保管先が統一されたことでファイル監査の効率化を実現。